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区役所に行ったら、窓口の職員は、それなりに忙しくしてるみたいですが、といっても仕事をするスピードは、区民がいっぱい列んでようが、マイペースというかタラタラノロノロ、まるでコアラかナマケモノのような動き。オイオイ、水虫なんかしらんけどサンダルはあかんやろ。
保険のことで相談に行ったら待たされる。と、隣で20代後半の青年が大声で怒鳴りだした。耳をすましてってすまさなくても聞こえてきたのだが、独身、年収300万ちょい、扶養家族無しで保険月額5万4千円なんだって。 「あのね、所得税、地方税、国民年金引かれて、家賃引かれて、光熱費引かれて、 それで健康保険に年間60万円以上ももって行かれたら、 手許に残るのは50万円ぐらい、それでどうやって生活せいっていうのや!!」 よこで聞いてても、そやそやとおもわず声を出しそうになったが、ガマンして、おとなしく耳をダンボにして聞き続けました。 「いや、みなさん、ちゃんと払ってますから、規則ですから」 「そんな役人みたいなこと云わんと・・って役人ですね」 「なんと仰っても決まってるのですから払ってもらわないと 保健証渡せませんから」 「貧乏人は病気なられへんのですか」 「いや、そんなこと云われても・・・払っていただけたら問題ありません」 青年、けっこう口が達者でああや、こうやと文句をつけても暖簾に腕押し、さすが役人、百戦錬磨、こういうクレームには馴れているのか、聞こえてくる声は冷静そのもの、ひたすら払って下さい、払えば渡します。 考えたら、大阪市の役人って平均年収720万円、扶養家族がいるから、保険料は、この青年より安いはず。しかも、担当の役人は、役職がついてるみたいだから、たぶん平均より上だろう。「そらあんたは払えるやろ!」と青年に援護射撃をしたかったけど、おいらも減額交渉、ここで悪い印象与えてはとじっとガマンして、その変わりに、このやりとりちゃんと聴かせてもらって、傾向と対策を考えることに。 しかし、どう見ても役所に職員余ってる感じ、奥の席に座ってる管理職らしきおっさんは、コンピューターにむかってるけど向かってるだけ、ボケーッとモニター見てフリーズ状態、こんなのが1000万円もろとんのかと思ったらハラが立つ。そら、市民10000人に大阪市の職員112人、100人に一人以上役人がいることになる。現市長、この前の選挙で落選したからもうすぐ前市長になるが、彼は、職員採用5年間凍結をして、とりあえずこの1年で4500人減らしたのですが、これが労組の怒りを買う原因になったらしく、しかも部落解放同盟の事業に対する無駄な補助も打ち切ったので、労組と部落解放同盟を敵してしまったというわけだ。で、労組と部落解放同盟をバックに当選した次期市長は、早速、労組の意を汲んで採用凍結は解除するとかいいだしている。 5兆6千億円もの赤字を抱えてるのに、職員削減どころか増やそうとしている、しかも平均720万円という高給取り、民間企業では考えられないような無駄がまかり通りそうだ。次期市長の在任中に、大阪市の赤字は6兆円を超えることになるやもしれませんね。ま、6兆円で済めばいいけど・・・・。 もらいすぎが多すぎる、そら赤字になりますわな。アホらしくて大阪市民やってられまへんで、ほんま。
by rikew
| 2007-12-01 02:30
| 雑談
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