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オイラがこどもの頃、阿倍野警察の並びにあったカレーショップ「ダルニー」は、ちょっと贅沢な憧れの店でした。たしか、5、6人入ればいっぱいという小さなカウンターだけの店だったと記憶します。
カレーライスを自腹で食べるって、中学生にはなかなかできないことで、いとこのHさんが「奢ったる」といって連れてくれたのが最初でした。いつも家で食べるカレーライスとは全然違うし、食べなれた親戚の洋食屋さんのともちょっとちがう、まさに初体験の味でした。スープのようなシャボシャボのカレー、しかもビーフカレーなのに肉のかたまりがない、そこが子供心に物足りなく思ったのですが、とこどき、無性に食べたくなって、小遣いをはたいて食べに行ったものでした。 しばらく大阪を離れる時期があって、久々にダルニーのカレーをと思って行ったら、すでに店が無くなっていました。独特なカレーライスの味だけがずっと脳に刻み込まれていたのですが、ある日、黒門市場をうろついていたら懐かしいカレーの香りと「ニューダルニー」という看板を見つけたのでした。「むむ、ひょっとして?」と店に入り、カレーライスをオーダー、出てきたカレーライスをひとくち、ジュワーっと懐かしい味が口の中いっぱいにひろがってきました。まさに、阿倍野のダルニーの味そのものだったのです。 ご主人にうかがうと、阿倍野の店主とはご親戚とかで、本家が閉店した今も、昔ながらの味を守っておられるのでした。もちろん、本家と同じようにポリ袋入りのお持ち帰り用カレールウと福神漬けも健在、思い出したようにときおり食べに来ています。 オイラのオーダーは、カレーライスに玉子をトッピング、それも贅沢に黄身だけ、550円+50円で懐かしい味を楽しめる、オイラには貴重なお店です。
by rikew
| 2006-10-11 18:47
| 美味しい生活
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